読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

介護福祉士Yuの体験記

介護士の体験談や考え事、転職方法などをつづっています

介護の仕事で腰痛がキツい、どのような方法で予防できる?

腰痛 介護の求人

Q. 介護の職業病である腰痛、防ぐにはどうすれば良い?

f:id:marrige130110:20170106100457g:plain

前回の記事では前回の記事では、介護職の体力的な辛さについて紹介しました。

kaigotaiken.hatenablog.com

今回はその代名詞である腰痛について深く考えていきたいと思います。介護の仕事をする人に腰痛が多いのは事実ですが、そうではない人も当然います。腰痛が悪化してしまうと、椎間板ヘルニアや疲労骨折、ぎっくり腰などになってしまうことも少なくありません。

どうすれば、腰痛にならずに介護の仕事を続けることができるのでしょうか?

 

A. 自分で予防対策をすること、医者に診てもらうこと

当たり前のような答えになってしまいましたが、自分でできることを地道にやって、あまりに辛いとか、既に腰痛でどうにもならないという場合には、お医者さんに診てもらうのが大切です。

強調しておきたいのは、自分で調べて解決策を模索することです。腰痛に限ったことではなく、何ごとも自分で調べることでこそ理解が深まりますし、自分の現状についても納得感が出てくるものです。

もちろん、それで逆効果になっては大変ですから、お医者さんに見てもらうことも大切ですが、自分で腰痛について調べてみる、ぜひその姿勢を持ってみてはいかがでしょうか。いろいろと目から鱗で、きっと楽しいのではないかと思います。下記では具体的にどう調べればいいのか、何を調べればいいのか、そのヒントとなるようなことを4点紹介します。

1. 進化する腰痛治療、その考え方

まず、最初に知っておきたいのが、腰痛治療の進化です。皆さんは腰痛というと、当然その原因は腰の骨や筋肉にあると思われるでしょう。しかし、最近の研究では腰痛に悩む人の少なくない人たちが、原因は「腰」ではなく「脳」にあるのではと考えられているそうです。初めて聞くと本当かと疑いたくなりますが、番組内では実際に多くの人の腰痛が改善されたことが報告されていました。

この点についてはNHKで放映された「腰痛・治療革命」という番組でも特集されたことで、一気に多くの人が知るところになったようです。再放送もされたりしているようですが、なかなかそれを見なおすのも大変かと思います。そうした方には、同じような主張をされている書籍をいくつか紹介します。ぜひご覧になってみてください。 

脳で治す腰痛DVDブック

脳で治す腰痛DVDブック

  • 作者: NHKスペシャル取材班,小澤恵美,市川衛,浅井健博,
  • 出版社/メーカー: 主婦と生活社
  • 発売日: 2016/01/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログ (3件) を見る
 
人生を変える幸せの腰痛学校 ―心をワクワクさせるとカラダの痛みは消える

人生を変える幸せの腰痛学校 ―心をワクワクさせるとカラダの痛みは消える

 

2. マッケンジー体操について

また、腰痛の治療法として最近非常に有名になったのが、マッケンジー体操です。テレビや雑誌などで特集されていますので、ご存知の方もいるかもしれません。 これはどういう予防・治療法かと言いますと、ざっくりと言いますと、これまで腰痛治療にはタブーとされてきた腰を反るという行為、これをやることで逆に腰痛が治ってしまうよという考え方なのです。

こちらもにわかには信じがたい話ですが、非常に多くの方がマッケンジー体操の実践で腰痛の予防に成功しているそうです。詳細については、こちらも多くの書籍が刊行されていますので、ぜひ目を通されてみてください。 

自分で治せる! 腰痛改善マニュアル

自分で治せる! 腰痛改善マニュアル

 
腰の激痛が消える! 革命的療法!! マッケンジー体操 (TJ MOOK)

腰の激痛が消える! 革命的療法!! マッケンジー体操 (TJ MOOK)

 

注意しておきたいのは、マッケンジー体操は基本的には予防のための技術であるという点です。腰が痛いのに、無理にこの体操をやることは推奨できません。詳細については上記書籍をぜひご覧になってみてください。 

3. 腰痛治療に活躍するさまざまなアイテム

さて、ここまでは最近わかってきている腰痛の進歩的な治療方法について述べてきました。もちろん、それ以外、一般的な腰痛対策と呼ばれるものもたくさんあります。ここではそれらについてどんな方法があるのか、簡単に紹介します。

  • 布団が自分に合っているかどうかを確認する
  • 枕が自分に合っているかどうかを確認する
  • 立っている時、座っている時の姿勢を常に意識する
  • 普段から運動やトレーニング、ストレッチを習慣化する
  • 介護の仕事の際にはコルセットやベルトなどで腰を保護する

ここでは例として5つのポイントを上げました。いずれも、何となくは聞いたことがあるというか、腰痛の対策としてよく聞かれるものではないかと思います。もちろん、それぞれの対策が必要な人、そうでない人があると思いますので、それぞれお店のスタッフさんなどに相談してみるのがよいでしょう。

当サイトでは過去の記事で、下記のような布団を紹介しています。よかったらぜひご覧になってみてください。

kaigotaiken.hatenablog.com

4. 腰痛ではない職員にコツを聞く

また、冒頭でも紹介しましたように、施設において全ての職員が腰痛になるわけではありません。なるならないは運や元々の体型や筋力などもあるのでしょうが、中には腰痛にならない方法を自分なりに発見している人もいるでしょう。ですから、職場で腰痛ではない人を見つけたら、どんな対策をしているのか聞いてみるのもよいでしょう。

 

既に強い痛みがある時は医者に診てもらうのが最優先

以上、主に腰痛の予防対策について紹介しました。しかし、中には既に腰の痛みで非常に苦しんでいるという人もいるでしょう。そうした場合には、上記のような書籍を読むことも大切ではありますが、何をすべきかを明確化するために、まずは病院や整骨院に行ってみるのが一番でしょう。

専門家の診療がオススメ

その際は、もちろん一般的な外科などでもよいのでしょうが、最近では腰痛を専門的に取り扱っているという病院も出てきています。また、大病院においても腰痛に強いという病院はあります。ですから、可能であれば、そうした専門性のある医者にて診てもらうのがよいでしょう。一般の先生だとどうしても、その他の医療知識の勉強などもありますから、前半で紹介したような最近の腰痛治療の進歩をご存知ない場合もあるからです。

たとえばですが、「腰痛 専門 病院」「腰痛 専門 治療」といったワードで検索すると、そうした情報をまとめた記事がいくつか見られます。お住まいのお近くに病院があれば、足を運んでみてはいかがでしょうか。また、腰痛に限ったことではなく、セカンドオピニオンとして複数の病院に行ってみると、さまざまな視点でアドバイスをもらえるはずです。手間はかかりますが、それもオススメです。

 

腰痛になりづらい介護施設はあるのか?

以上、腰痛の予防と治療についてお話をしてきました。そうは言っても、どうしたって高齢者の移動を手伝ったりする中で、腰に負担がかかってしまう可能性はあるでしょう。そもそもの話として、介護職だけれども、腰痛から縁遠い環境で仕事をすることは可能なのでしょうか?ここではその点について考えてみます。

1. デイサービス、デイケアなら腰への負担は軽くできるかも

施設の種類によって、どれだけ腰に負担がかかるかというのは変わってきます。重度の方が多い施設でしたら、どうしても移動を手伝う際に腰に負担がかかってしまうでしょう。一方で、デイサービスやデイケアだとレクリーエションがメインで、腰に負担をあまりかけずに働くことはできるかもしれません。

2. ノーリフト・ケアの施設で働く

次は最近徐々に取り入れられ始めている「ノーリフトケア」という考え方についてです。これは名称通り、ノーリフト、つまりはなるべく人力で利用者を抱え上げることを避けましょうという考え方です。もともとは欧米で積極的に行われるようになった考え方ですが、近年では日本でもそうした施設が増えているようです。

転職の際には積極的に腰痛についての質問をしよう

上記のデイサービスやデイケア、またノーリフト・ケアについてですが、全体的に見ればそういう傾向はあるのでしょうが、詳細については施設によりけりというのが実際のところでしょう。ですから、就職・転職の際には、施設として個人として、腰痛についてどのような対策をしているのか聞いてみることが大切です

そこで面接官からあまり良い答え、納得できる答えが聞かれないのであれば、腰痛についてほとんど対策をしていない、職員の多くが腰痛に苦しんでいる可能性がありますから要注意です。いかにして腰痛になりにくい施設を選ぶのか、継続的に長く仕事をしていくには転職活動の時から気をつけておくことが大切でしょう。

このような腰痛に対しての意識が高い施設というのも、もちろんあります。そんな施設を探せるオススメのサイトをいくつか紹介していますので、ノーリフトケアを実践している施設で働きたいという場合にはぜひ一度探されてみてはいかがでしょうか。

kaigotaiken.hatenablog.com

3. 資格を取得して、肉体労働を減らす

どのような職種で仕事をするかも大切なポイントです。こうした職種で働くのも簡単ではありませんが、ケアマネさんや介護事務、福祉用具系の仕事などあれば、現場からは少し距離を置いて働くことができるでしょう。そうすると、自然と腰にかかる負担は減るはずです。介護の仕事は続けたいけど腰痛に困っている、そんな人は職種を変えることを検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

以上、介護の仕事と腰痛について、予防や治療方法など、対策について考えてみました。介護の職業病と言われる腰痛ですが、絶対に防げないというわけではありません。ぜひ自分なりにいろいろとチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

お読みいただきましてありがとうございました。