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介護福祉士Yuの体験記

介護士の体験談や考え事、転職方法などをつづっています

介護職は肉体的に辛いって聞くけど、実際どれくらい大変?

Q. 介護の仕事は肉体的にキツイと聞きますが、実際どうなのでしょうか?

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介護の仕事が肉体的にキツイというのはよく聞かれる話です。周りの友人などで介護の仕事をされている方がいれば、肉体的にキツイという話をされた方もいるのではないでしょうか。では、実際に介護職における仕事というのはどくらいキツイものなのでしょうか?下記で詳しく見ていきます。

 

A. やりがいはあるが、心身ともに大変な仕事ではある

仕事が大変か否かというのは個人の感じ方の部分も大きいでしょうが、総合的に見ると、介護の仕事を大変だと感じている方は非常に多いようです。その理由はさまざまでしょうが、ここでは介護職が肉体的(精神的)に大変だと言われるポイントを2つ紹介させていただきます。

1. とにかく腰痛に気をつけることが大切

介護の仕事を考えている方が真っ先に気をつけたいのは、腰痛です。これが、介護が肉体的にキツイと思われる大半の理由ではないかと思います。介護職に限ったことではなく、一度でもぎっくり腰、そこまでいかなくとも腰痛を患ったことのある方であれば、その大変さは想像頂けるのではないかと思います。

介護職の場合には、動くことが困難な高齢の方の移動や入浴などを手伝うわけですが、高齢の方とは言え女性だって約40kgくらいはありますし、男性だと70kgや80kgくらいある方もざらです。それだけの重さを運ぶとなると大変なのは当然でしょう。その中で腰を痛めてしまったとしても全く不思議ではありません。では、実際にはどれくらいの人が腰痛に悩んでいるのでしょうか?

約6割もの人が腰痛に悩んでいる

厚生労働省が発表している「社会福祉施設の労働災害防止」という資料によると、業務上で発生した疾病のうち約6割が腰痛だということです。ただ、これは健康な人を含んでいないわけですが、別のとある調査によれば健康な人も含めると約3割くらいの人が腰痛に悩んでいるデータがあるそうです。

自分は大丈夫という過信は禁物

腰痛に限ったことではないですが、病気や怪我というのは自分が体験してみるまでなかなかわからないものです。なんとなく自分は大丈夫だろうと、多くの人が思っているのではないでしょうか。しかしながら、病気や怪我になってから後悔してもそれは遅いのです。ですから、自分は大丈夫と思っている方も、きちんと予防をすること、少なくとも予防方法を知っておくこと、調べておくことが大切です。

腰痛の予防・治療方法について

では、このキツイ腰痛はどうやって予防・治療すればよいのでしょうか?方法はさまざまでしょうが、厚生労働省主導で中央労働災害防止協会という団体が、腰痛を予防するための方法についてテキストとしてまとめてくれています。ざっくりと言いますと、要は介護職の仕事の中で原因となりやすいポイントがあるから、それらについて知っておき、正しい方法で対処しましょうということのようです。

介護労働ではどうしても、前かがみになったり、中腰になったり、腰をひねったりといった動作が多くなりますし、車両運転等で長時間座りっぱなしということもあります。このような場面において、作業姿勢と動作に気を付けること、また腰に負担をかけない正しい方法を周知すること、そうしたことの徹底が大切であると訴えています。当たり前のように思いますが、しっかりと実行することは簡単ではありません。まずは自分自身が意識して働くことが大切でしょう。

その他、腰痛を予防、治療する方法というのはさまざまです。ここでは詳しくは述べませんが、下記のように豊富な書籍がありますし、それ以外にも腰痛治療を目的とした様々な商品もあります。ぜひ一度お調べになってみてはいかがでしょうか。 

自分で治せる! 腰痛改善マニュアル

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2. 夜勤で睡眠時間がバラバラになってしまうのがキツイ

2つ目のポイントは夜勤についてです。これも介護に限った話ではないでしょうが、上記の肉体的な辛さに併せて夜勤まで重なると、肉体的な疲労はさらに強く感じてしまうでしょう。

日勤と夜勤について

まず最初に日勤と夜勤について紹介します。施設によってばらばらではありますが、日勤というのはおおよそ朝から夕方(8時~17時くらい)まで、夜勤というのは夕方~翌朝(16時~9時くらい)といった働き方です。他にも早番、遅番という働き方もあるようです。これをシフト制で、各人それぞれ毎月分けて働くのが普通のようです。人にも会社にもよりけりでしょうが、上記4種類の働き方を1か月に回すという形です。

夜勤の何がきついのか?

では、その中の1つである夜勤は何がきついのでしょうか?これは言わずもがなですが、人が眠くなる夜中の時間帯に起きていなければならないというのは、やはり心身両面で疲労がたまります。夜勤の場合には仮眠休憩の時間も設けられていますが、施設の状況によってはおちおち仮眠をすることもままならないということも少なくないようです。

夜勤は人数が少ないので仕事の負担も増加

また、夜勤は施設によって違いますが、1フロアを1人~2人くらいと少人数で見なければなりません。そうなると、どうしても夜勤スタッフの仕事量というのは増大してしまいます。皆寝てるから大丈夫でしょと思われる方もいるでしょうが、必ずしもそういうわけでもないようです。この点も肉体的な辛さを増す大きな要因です。

 

肉体的に負荷をかけずに介護職として働く方法はあるか?

以上のように、介護職や大きくいうと、普段の肉体労働による疲れ、それによる腰痛の危険性、また夜勤による心身ともの疲労といった観点により、肉体的にはどうしても負担を感じることが多いようです。

ただ、一言で介護職とは言っても、働き場所というのは非常に多様です。働き方によっては肉体的な負荷を軽減することも可能なのでしょうか?下記ではその点についてのヒントについて紹介をしていきます。

職種によっては肉体労働が大幅に減る可能性はある

まず肉体労働についてですが、これは職種によって大幅に減らすことのできる可能性はあります。いわゆる介護士さんである介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)の場合にはどうしても高齢者の方と接する肉体労働が多くなりますが、ケアマネジャーや介護福祉士、社会福祉士といった国家資格を持っている場合には、業務内容は大幅に変わります。いわゆる肉体労働ではなく、ケアプランを考えたりなどのデスクワークが多くなってくるはずです。

ですから、体力がないから肉体労働が不安という方は、どのような職種だと肉体労働が少ないのか、その中で自分が興味のあるものは何かといったことを考えてみるとよいでしょう。

夜勤の無い施設はあるのか?

次に夜勤についてです。夜勤について上述してきましたが、単純に夜勤の無い施設という施設は存在します。ですから、夜に働くのはつらいという方は、夜勤の無い施設を探すのがよいでしょう。

また、そもそもですが実は介護関連の施設というのは非常に多様です。ですから、施設の形態によっても、働き方というのは大きく異なってくるものです。たとえばですが、下記のような働き場所があります。

  • 特別養護老人ホーム(特養)
  • 老人保健施設(老健)
  • サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
  • 介護療養型医療施設(療養病床)
  • 介護付き有料老人ホーム
  • 住宅型有料老人ホーム
  • 小規模多機能型居宅介護施設
  • 介護型サービス付き高齢者向け住宅
  • グループホーム
  • ケアハウス
  • デイサービス(通所介護)
  • デイケア(通所リハビリテーション)
  • 訪問介護
  • 放課後等デイサービス

とても多いですよね。この中で、夜勤が無いということで知られているのは、リストの下4つ、デイサービス、デイケア、訪問介護、放課後等デイサービスです。また、それ以外の施設についても、施設によって、また働き方によっては夜勤が無いという場合もあるでしょう。

 

 

以上のように、肉体労働や夜勤を避けて、肉体的負荷を軽減して介護職として働くことは可能です。下記で紹介しているサイトでは「夜勤無し」といった条件で、施設の求人案内を探すこともできますので、ぜひお気軽にご覧になってみてください。

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さらに細かい内容については、施設ごとに大きく異なると思いますので、ぜひいろいろな求人案内を比較してみるのがオススメです。

以上、お読みいただきましてありがとうございました。