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介護福祉士Yuの体験記

介護士の体験談や考え事、転職方法などをつづっています

介護の仕事は専門用語を覚えるのが大変!

介護職の基礎知識

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本日はいざ介護の仕事で働こうと思った人が最初に気を付けたいポイント、介護の現場で使う専門用語のことです。ちゃんと勉強して資格もとったんだから専門用語くらいわかるよという人もいるかと思います。

でも、知識として知っているのと、実際の現場で使うのとは大違いです。いちいちノートや教科書を開いている時間なんてないですから、全部の用語についてそらで説明できるくらいにはなっていないといけません。仕事をしていると自然と覚えてしまうとも思いますが、事前に予習をしておいて損はありません。

本記事では仕事でもよく使う専門用語5つを紹介しようと思います。

 

1.鼠蹊部

最初は基礎編!言葉としては聞いたことがある方も多いと思いますが、いざいきなり文字を出されたら読めない人も少なくなさそうな気がします。これは「そけいぶ」と読みます。太ももの付け根の部分のことを指します。

介護の現場で気を付けたいのは、この鼠蹊部、とりわけ太ももの付け根部分の衛生面についてです。高齢者の場合はただでさえ入浴を自由にできるわけではないので、この部分は汚れがたまったり、臭いがつきやすくなってしまいます。そうなると、痒くなったりもして、かいて傷つけてしまったりなんて危険も出てきます。入浴の際、それ以外でも綺麗にするように気を付けたい場所です。

 

2.掻痒感

次は掻痒感。これも漢字が難しく読みづらいですが、「そうようかん」と読みます。これはかゆみのことです。介護の現場だけでではなく、看護の世界でもよく使われる言葉です。高齢者だけではなく、アトピーのような皮膚に問題を抱える人にもよく見られる症状です。

原因としては主に皮膚の乾燥が大きいと言われています。皮膚が乾燥することによって、バリア機能が低下し、そこに炎症が起きるとともに掻痒感も生じます。掻いたりこすったりしてしまうと、さらに皮膚が傷つけられてかゆみが増すということが起きます。「かゆい」だけのように思えますが、当人としては非常に辛い状況になります。

温度を低く保つことが大切

掻痒感を解消する方法としては、「気温」「温度」に気を付けるのがポイントです。温かいとか熱いといったものはNGです。なるべく「気温」「温度」を低く保つことが大切です。室内温度も涼しく、風通しがよいのが好ましく、入浴・シャワーの際にも設定温度を低くしておくことが大切です。いずれも40度くらいがよいでしょう。また、局部を冷やしたり、逆に暖めたりということが効果的な場合もあります。詳細については専門の方に聞くか、調べるかしてみてください。
介護の現場においては、かゆみが無い人はどうしても軽視をしてしまいますが、「痒い」だけが本当に辛いということが少なくありません。ですから、掻痒感を訴える高齢者に対して親身に接する、辛さを少しでもわかろうとする、それだけでも掻痒感を訴える人としては非常に嬉しいはずです。

 

3.Kot(コート)(便のこと)・Hr(ハルン)(尿のこと)

それぞれ聞きなれないと思いますが、便、尿のことをこのように英字で示します。これはそれぞれドイツ語の専門用語になります。

実際の現場では英字の後ろに多量や少量と付け加えて量を示したり、+でそれぞれがあった、マイナスでそれぞれがなかったといったことを示す場合が多いようです。あとは、具体的に量を言う場合もあるようです。申し送り等の際に、トータルでどれくらい出ましたよ、と。

実際には、便・尿と言ったほうがわかりやすいような気もしますが、なんとなくあまりに多用しても綺麗な言葉じゃないから、こうした専門用語を使っているのかなという気もします。ただ、看護の人や医者の先生なんかは普通に便・尿ということもあるでしょうから、現場においては話をしている相手に合わせて言葉を使ってもいいのかなと思います。

 

4.KT・BP(体温・血圧)

KT・BPこれも実は、ドイツ語の略称です。正確にはKTはKorpertemperatureで体温のこと、BDはBlutdruckで血圧のこと、PはPulsで脈拍のことを指しています。あれ、じゃあBPは?と思ったら、これはどうやらBlood Pressureで血圧のことを指しているようです。

このあたりの使い分けはおそらく施設によってもさまざまかと思います。おおよそは上記のいずれかが使われているのだろうとは思いますが、いざ働いてみてこれはなんだろうと思ったら、どんどん聞いてしまうのが一番かと思います。

こうした専門用語に限ったことではないですが、介護施設というのは現場によって慣習がだいぶ異なったりもしますので、何かわからないことがあれば、経験者だろうと未経験だろうと、積極的に聞くことがとても大切じゃないかと思います。

 

5.振戦

振戦、読み方は「しんせん」と言います。でも、それだけ言われてもいったいなんだろうというのがわからないですよね。振戦、これはふるえのことです。裁縫などで針に穴を通すときには誰だってふるえることもありますし、ストレスや疲労、お酒の飲みすぎで生じたりする、一般的といえば一般的な症状です。

ただ、高齢者の場合にはそれがかなり頻繁に起きたり、場合によってはパーキンソン病や多発性硬化症などの影響によって起こるふるえの場合もあります。このような場合には注意が必要です。つまりは、それまではふるえがなかったのに最近ふるえることが多いということであれば、逆に病気などを疑わなければならないということです。

このあたりは、素人判断は難しい領域になりますので、何かしら異変を察知した時には上長に相談したり、医療スタッフさんに相談するのがよいでしょう。

 

 

以上、介護現場でよく使われる専門用語を5つ紹介しました。この5つでもいろいろと考えることはありますが、介護現場ではまだまだたくさんの専門用語に接することになるはずです。上述したように現場にいれば自然と覚えてしまうことが多いでしょうが、自分から積極的に勉強することも大切です。これを機会にいろいろと調べてみてください!漢字も覚えられたり、意外と楽しいと思える側面め大きいんじゃないかなと思いますので!

お読みいただき、ありがとうございました。