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介護福祉士Yuの体験記

介護士の体験談や考え事、転職方法などをつづっています

リーダーシップの鍵は共感と納得

リーダーシップ

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介護の現場において、多くのリーダーが悩んでいることの1つ、なぜメンバーは自分の言うことに従ってくれないのだろうかということがあると思います。どう考えたって正しいことを言っているつもりなのになんでだろう、なぜ協力してくれないのか、やる気が見えないのはなぜなのかと。

理由はさまざまだと思いますが、見直してほしいことの1つが、自分が周りを「説得」しようとしていないかということです。リーダーとしてみなを引っ張っていくのに大切なのは、「説得」よりも「納得」と「共感」なのです。

 

協力してもいいかなと思ってもらうことが必要

そのようなことがあったという方には、自分自身のことも思い出してみてほしいのです。過去に誰かに何かをやれといわれたときに、反発したことってなかったでしょうか?代表的なものとしてはご両親や先生の「勉強しろ!」というものがあったかなと思います。

これを素直に聞けた人ってどれくらいいたでしょうか?おそらく多くの人が、うるさいな~なんて思って従っていなかったのではないでしょうか。でも、考えてみれば勉強しろというのは非常に正しい主張です。勉強することで知識がつけば、いい点がとれて、それは自身の選択肢を増やすことにつながります。これこそ、正しい主張だけど、納得を得られなかった事例です。正しいだけでは人を動かすことはできないのです。

納得感をつくるために会話のキャッチボールが必要

ここで必要なのは、双方がもっと深く、そして継続的にコミュニケーションをとることです。正しいとわかっている勉強を、なぜ子どもはできないのか、親はそのことを問いかけることが必要です。子どもとしても自分は今なぜ勉強したくないのか、それを親に伝えてみましょう。そうすることで、互いの理解が深まります。

そうすると、自然といつだったら勉強するのか、どんな科目だったら勉強するのか、なんのために勉強するのか、そういったことが話題に出て、徐々に定まってくるはずです。そこで生まれるのが納得です。こういったことだったら勉強しよう、きっと子どもはそう思ってくれるはずです。

また、親としては自身がなぜ子どもに勉強しろと口うるさく言うのか、その理由を語ってみてもいいかもしれません。それは共感を生む可能性もあるでしょう。

まずは相手の話を聞いて、どんな気持ちかを知るのが大事

いずれにせよ重要なのは、きちんと会話のキャッチボールをするということです。そして、相手がいったい何を考えているのか、どうしたいのかを、本人から聞いて納得することが大事です。

私たちはとかく他人をわかったような振る舞いをしがちです。親だから子どものことは知っている、上司でずっと見てきたから部下のことは知っているという感じです。本当にそうでしょうか?

上記のような「知っている」というのは、たいていの場合は「知っている、と思う」です。要は勝手に自分でこうだろうと想像してしまっているということです。もちろん、すべてがそうだとは言いませんが、そのような部分が多い可能性があるということです。特に感情というのは、人は良く移り変わります。前は好きだったけど今はイマイチというようなことも、仕事に限らず誰だってあるはずです。ですから、誰かに協力をしてほしいと思った時は、相手がどう思うか、何を考えているのか、しっかりとヒアリングすることから始めましょう。

 

介護の現場でも共感と納得が大切

上記の流れは、介護の現場においても同様です。いかにチームのメンバーに共感と納得をしてもらうのか、リーダーはその点を考えるべきなのです。正しいからといって勉強しろといったように、一方的なコミュニケーションをとるだけでは、人を動かすことはできないのです。

介護の現場においては、こうしたシチュエーションは会議になるかと思います。複数の人がいる状態ですが、ここでも基本的なことは一緒です。正しいことを押し付けるというコミュニケーションでは、人、ひいては組織を動かすことはできません。自分の気持ちを話したり、人の気持ちを聞いたりすることで、その場に共感と納得を作り出すことが重要です。

会議の場ではコンセンサスを形成しよう

1対1の場よりも気をつけたいこととしては、コンセンサス、合意形成を行うことです。なんとなく、話して共感と納得を得た気がするというのではなく、その場で具体的に誰々が何々をするということを決めて、これでいいですね?と問いかけ、了承をもらうことがコンセンサスです。

この点についてはテクニック的なことも必要にはなってきますが、前提としてまずはコンセンサスをつくるという意思があることが大切です。そうしたいと思っているということも会議の中で伝えるといいでしょう、そうすることで自然と会話が生まれ、コンセンサスをつくることに合意をしてもらえるはずです。

具体的な会議運営の考え方やヒントについては、下記書籍が参考になるかと思います。ぜひともご覧になってみてください。

 

 

以上、お読みいただきありがとうございました。