読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

介護福祉士Yuの体験記

介護士の体験談や考え事、転職方法などをつづっています

介護職ってどうやったらなれるの?資格の概要と将来の展望

f:id:marrige130110:20160420154623j:plain

こんにちは!Yuです。

本記事では介護職として働こうと思った時の大まかな流れや、考えておきたいことをご紹介します。大まかな流れですが、参考になれば嬉しいです。

 

新しい資格「介護職員初任者研修」の登場

これまで介護職として働くには、まずホームヘルパー2級をまず取得するというのが通例でした。で、多くの人が3年間頑張って働いて、上級資格である介護福祉士を受験するという流れがありました。

多くの人はこういった流れで介護職として働いていたわけですが、実はホームヘルパー1級や介護職員基礎研修という資格も別にあったんです。上の流れとは関係ないこれらの資格、存在意義ってあるのかな?といった議論があり、結果として上記のホームヘルパー1・2級、介護職員基礎研修がまとまり、「介護職員初任者研修」という新しい資格が誕生しました。

ですから、介護職としてこれから働きたいと思う人は、介護職員初任者研修の資格を取得する必要があります。

資格を取得するためには何をすればいいの?

介護職員初任者研修の資格を取得するためには、下記3つをクリアしなければなりません。

  • 40時間の学科学習
  • 90時間の実技研修
  • 筆記試験

実は以前の入門的な資格であったホームヘルパー2級でも研修時間は同じ130時間でしたが、講義や実習の課程を終了すると自動的に資格取得できたんです。それだけ聞くと、「介護職で働くハードルが高くなった、困った!」と思われるかもしれません。でも、その代りというわけではないでしょうが、「施設実習」がなくなりました。

施設実習は名称通り、実際の各種施設(デイサービスや訪問介護、老健などなど)に行き、介護職の仕事を実体験してみる課程です。これの良しあしは置いといて、施設実習がなくなったということで、逆に資格を取得しやすくなったとも言えるかもしれません。筆記試験についても、決して難しいものではなく、学習内容を振り返ることが主目的のようです。

 

どうやって勉強するのか?

以上が、大まかですが、介護職員初任者研修の概要です。次にどうやって資格の勉強をするのかですが、

  • 通信教育やスクール等で学科を学ぶ
  • スクールや専門学校で実習を受ける

40時間の学科学習については、通信教育で自分のペースで学ぶこともできます。残りの90時間の実習については専門学校に行ったり、専門のスクーリングに通う必要があります。

これらの全過程を修了するは約3、4か月程度。費用としては約10万円程度です。スクールによって違うので、費用だけに限らずいろいろな面を見て比較するとよいでしょう。

学習内容 

実際の学習内容は以下の項目になります。

  1. 職務の理解
  2. 介護における尊厳の保持・自立支援
  3. 介護の基本
  4. 介護・福祉サービスの理解と医療の連携
  5. 介護におけるコミュニケーション技術
  6. 老化の理解
  7. 認知症の理解
  8. 障害の理解
  9. こころとからだのしくみと生活支援技術
  10. 振り返り

資格自体は取得しやすいが…

このように考えると数か月+10万円で資格を取得できるというわけですから、介護職員初任者研修はわりと取得しやすい資格だと言えそうです。志望する人も性別・年齢ともに幅広く20~30代に限らず、40代以上の人も珍しくないようです。昔ほどではないようですが、場所によっては未経験でもウェルカムという職場もすくなくありません。介護職は、どんな人でも目指しやすい間口の広い職業だとも言えそうです。

ただ、資格を取るのが簡単だから、仕事も簡単かというとそういうわけではありません。施設によりけりではありますが、離職率が高いということも言われますし、お給料もとても豊富というわけでもありません。そのあたりは、ブログでまたおいおい書けたらと思っています。

 

介護職の将来展望

そうはいっても、介護職が今後の日本において、重要になることは間違いありません。2015年時点でおおよそ3,000万人くらいの65歳以上の高齢者は、2040年にはなんと約4,000万人になると言われています。その頃には人口も減っていておおよそ1億人くらいと言われていますから、10人に4人が65歳以上という時代です。

圧倒的に増える需要と、足りない介護職

2015年現在でさえ不足していると言われる介護職が、その頃には今以上に引く手あまたになっていることは想像に難くありません。ですから、業界として見るのならば、需要が今後ますます増えるという点で明るいと言えるでしょう。

働き手としても、今回紹介した「介護職員初任者研修」のような介護関連の資格を持っていれば、働き口に困ることはないでしょう。そういった観点から見ると、介護関連の資格を持つということは決して悪いことではありません。

日本経済への懸念

ただ、高齢化が進み、そして少子化が進むということは、日本社会全体で見れば決していいことではありません。都市のスラム化、介護以外も含めた労働力の不足、国力の低下といったことが予想されています。

たとえ、介護業界自体が盛り上がっていても、日本全体の経済が不調であれば、そこから得られるメリットは少ないという可能性もあります。また、先に述べた介護職の人材不足が将来的にも改善されないのであれば、それは介護職自体にも大きな悪影響を及ぼすかもしれません。

 


ですから、介護職の資格を取るということ自体は意味があることですが、今後この業界がどのような方向に向かっていくかというのは、これから働く人は常にチェックしておくべきだと言えるでしょう。

以上、お読みいただきありがとうございました。